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2011年10月26日 (水)

「七つまでは神のうち」

無意識でつくる、手の形。
なんだか仏様が印(いん)を結んでいるよう。

Te_mikan

子どもは内に、侵しがたい「神聖」を宿しているのかもしれません。

「7歳までは神の子」
乳幼児の死亡率が高かった近世、
人々はそう言って、7歳に満たない幼子をお墓の中に入れなかったそうです。

それゆえ、いわゆる神の子は、自然の循環の中に帰らなければなりませんでした。

野の草を枕に、骨となり、土に埋もれていくことが夭逝した神の子の定めだったようです。

自然物に精霊が宿るという、
縄文以前から続くアミニズムが、仏教伝来後も民間に息づいていた日本。

神の子という発想も、それと無縁ではないように思います。

いにしえ人にとって「神」とは自然そのものでした。

山や森に神が宿るという、神奈備(かんなび)。
巨石に神が宿るという、磐座(いわくら)。

神の宿る幼子もまた「自然」の一部だと思えばこそ、
命を削ってこの世に産み落とした、母も、
草を枕にした我が子への未練を、どうにか断ち切ることができたのでしょう。

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